「私が大学を卒業できたのも、不自由なく生活ができていたのも、全部高城さんが支えてくれていたからなんですよね? もういいんです。両親のことで責任を感じているなら――」
『小春。電話じゃなくて会って話そう』
「高城さんは出張中じゃないですか……一緒にいてもいつも距離を感じてたんです。どうしてそう思うのかって、ずっと考えて……」
高城さんへの思いの丈が轟々と怒涛のごとく胸から沸き起こる。スマホを握る手が震えて反対の手で押さえる。
「わ、たし……高城さんのことが好きなんです」
そう言い終わるか終わらないかのうちに言葉が尻すぼみになって、ギュッと目を閉じたら涙が頬を伝った。
私、高城さんのこと……好きなんだ。
どうして今、このタイミングで自分の気持ちに気づいたんだろう。もう遅いのに。今更告白しても、この関係は別れたほうがきっと彼のためになる。高城さんは私の両親のことで自ら十字架を背負った。だから、もう解放してあげなきゃ……。
『小春、今実家にいるんだな? いいか? 実家から離れるんじゃないぞ』
「え……?」
プツ、という音がして気づくとすでに通話が切れていた。
はぁ、私、きっとどうかしてる。
『小春。電話じゃなくて会って話そう』
「高城さんは出張中じゃないですか……一緒にいてもいつも距離を感じてたんです。どうしてそう思うのかって、ずっと考えて……」
高城さんへの思いの丈が轟々と怒涛のごとく胸から沸き起こる。スマホを握る手が震えて反対の手で押さえる。
「わ、たし……高城さんのことが好きなんです」
そう言い終わるか終わらないかのうちに言葉が尻すぼみになって、ギュッと目を閉じたら涙が頬を伝った。
私、高城さんのこと……好きなんだ。
どうして今、このタイミングで自分の気持ちに気づいたんだろう。もう遅いのに。今更告白しても、この関係は別れたほうがきっと彼のためになる。高城さんは私の両親のことで自ら十字架を背負った。だから、もう解放してあげなきゃ……。
『小春、今実家にいるんだな? いいか? 実家から離れるんじゃないぞ』
「え……?」
プツ、という音がして気づくとすでに通話が切れていた。
はぁ、私、きっとどうかしてる。



