三メートルはある天井高、そして室内は突き抜けるように広がる空間にグリーン、ブラック、ベージュを基調に自然を意識したアースカラーで統一されている。カウチソファやテーブルなど落ち着きのあるインテリアに囲まれたリビングには大きな窓ガラスがあり、その向こうに白んだ朝日を浴びた都会の景色が広がっていた。感覚でここはどこかのホテルのスイートルームではないかと思っていると部屋のドアがノックされる。
「は、はい!」
「開けるぞ」
誰か来る。身構える前に今の自分の恰好を、布団を剥いで見てみるとタオル地の白いガウンを着ていた。
えっ⁉ 私、こんなガウンにいつ着替えたの?
「気分はどうだ?」
部屋に人が入ってくる気配がして私は咄嗟に布団を手繰り寄せた。
「そんなに警戒しなくてもいい。昨夜のこと、覚えてるか?」
チャコールグレーのダークスーツをパリッと着こなした三十代くらいの男性が私の前に歩み寄って来た。
この人は……。
「は、はい!」
「開けるぞ」
誰か来る。身構える前に今の自分の恰好を、布団を剥いで見てみるとタオル地の白いガウンを着ていた。
えっ⁉ 私、こんなガウンにいつ着替えたの?
「気分はどうだ?」
部屋に人が入ってくる気配がして私は咄嗟に布団を手繰り寄せた。
「そんなに警戒しなくてもいい。昨夜のこと、覚えてるか?」
チャコールグレーのダークスーツをパリッと着こなした三十代くらいの男性が私の前に歩み寄って来た。
この人は……。



