いつどこで見たか思い出せない。でも知ってる感じだけが頭を揺るがす。
「小春? どうした?」
いつまでも一点を見つめている私に、湊さんが怪訝に顔を覗き込む。
「すみません、ちょっとぼーっとしちゃいました」
あはは、と誤魔化すように笑うと彼も微笑んだ。
「パパ、ママ、見て!」
ふたつ結びを揺らして走る凛は、まるで私たちの愛が形になったように輝いていた。
「こらこら、走ったら危ないだろう?」
普段は落ち着いたトーンの彼が、娘を心配して思わず声をかけるその姿に胸があたたかくなる。
「ふふ、私、またここに来られてよかったです。だって――」
「ん?」
湊さんはしゃがんで娘の小さな肩をやさしく抱き寄せ、私を見上げた。
「小春? どうした?」
いつまでも一点を見つめている私に、湊さんが怪訝に顔を覗き込む。
「すみません、ちょっとぼーっとしちゃいました」
あはは、と誤魔化すように笑うと彼も微笑んだ。
「パパ、ママ、見て!」
ふたつ結びを揺らして走る凛は、まるで私たちの愛が形になったように輝いていた。
「こらこら、走ったら危ないだろう?」
普段は落ち着いたトーンの彼が、娘を心配して思わず声をかけるその姿に胸があたたかくなる。
「ふふ、私、またここに来られてよかったです。だって――」
「ん?」
湊さんはしゃがんで娘の小さな肩をやさしく抱き寄せ、私を見上げた。



