交際0日婚、冷徹ホテル王はかりそめ妻を溺愛で堕とす

その言葉は、まっすぐに胸に届いて深く染みこんだ。私をずっと大切に想ってくれていたことがわかって嬉しい。

「小春を守ることは庇護欲からくるものだと思っていた。けれどまさか、あのパーティーですっかり大人の女性になった君と再会して……目が離せなくなった」

きっと私が迷惑をかけてしまったから放っておけない、という意味で「目が離せなくなった」と言っているのだろうと思った。けれど、高城さんの瞳に揺らぐ、艶めいた熱にそういう意味ではないことを悟る。

「小春が何が好きで何が嫌いかなんて最初は全くわからなかった。君がどんなふうに笑って、怒ったりするのかも……だから、全部知りたいって思った」

「高城さん……」

「これが、ひと目惚れっていうんだろうなって」

目が合った。その目にわずかに笑みが浮かんだ気がして、ドキン、と心臓が跳ねる。

「小春に先に言われてしまって、俺、カッコ悪いな……」

自嘲気味にはにかんだ後、彼の目が真剣なものに変わる。

「小春が好きだ」