魔法使いのクルルと怪盗ロイのカラフルパーティー!


森のひろばが、よるをむかえました。
パーティーにしょうたいされた森の住人たちが、ひろばにあつまります。
さきほど出会ったユニコーンさんや、クマさんもきています。
クルルとカラがみまもるなか、ロイがみんなにあいさつをしました。

「カラフルパーティーへようこそ! この森に住むことになった妖精(ようせい)のロイだよ。よろしくね!」

ロイはすこしきんちょうしていました。
しかし、森の住人たちのあたたかい拍手(はくしゅ)につつまれまれてホッとします。
みんな、あたらしい森の住人となったロイをかんげいしてくれました。
色とりどりのパーティーかいじょうとみんなのえがおに、クルルもうれしくなります。
するとロイが、森の住人たちにクルルをしょうかいしました。

「こんやのパーティーをカラフルにしてくれたのは、まほうつかいのクルルなんだ!」
「え!」
「クルル! ほんとうにありがとう!」

ロイはクルルのまわりをグルグルととびまわって、かんしゃをつたえます。
森の住人たちも、クルルに拍手をおくりました。
てれくさくなったクルルですが、こころはあたたかくなっていきます。
あいさつがおわると、みんななかよくカラフルなおかしを食べたり、うたっておどってパーティーを楽しんでいます。
クルルは(かた)にのっているカラに、こっそりとはなしかけました。

「カラフルは、みんなの心も気分も元気にしてくれるね」
「そうね。これからもクルルのまほうでみんなをえがおにしていこうね!」

クルルとカラは、にこりとほほえみあいます。
そこへ、ロイが花束(はなたば)をもってやってきました。

「クルル、またいつでも森にあそびにきてね」

その花束は、クルルにとっては少し小さなものでした。
すると、ロイは花束をクルルの髪にかざります。
かわいいお花の髪かざりに、クルルはとてもよろこびました。

「ありがとう! またぜったい、ロイくんやみんなに会いにあそびにくるね」

町の困りごとをかいけつして、あたらしいおともだちもたくさんできたクルル。
クルルとロイのカラフルパーティーも大成功して、ステキな一日となりました。



fin.