ブリリアント王国の小さな町に住んでいるクルルは、10才の女の子。
「いってきまーす!」
今日も元気に、家を飛びだしていきました。
ピンク色のくるくるしたツインテールと、お気に入りの紫色のワンピースを着ています。
クルルは色をじざいにあやつることができる、みならいのまほうつかいなのです。
「いいおてんきだね〜」
あおぞらをみあげて、クルルがいいました。
すると、クルルの肩から白色のフェレットがひょっこりとかおをだしました。
あいぼうのカラです。おめめがぱっちりしていて、赤いくびわをつけています。
「そうね〜! 今日もトラブルがおきなければいいんだけれど」
「うん! へいわがいちばんだもんね!」
クルルは、やさしくてまっすぐなせいかくです。
そしてあいぼうのカラも、クルルをささえるしっかりもののおねえさん。
困っている人をまほうで助けるため、クルルはカラとともに町をパトロールします。
するとさっそく、くだもの屋さんではたらくおねえさんに声をかけられました。
「クルルちゃんたすけて〜! 怪盗ロイに、くだものの色をぬすまれちゃったの!」
「え! それはたいへん!」
クルルはいそいでお店に向かいました。
*
“怪盗ロイ”とは、さいきん町をさわがせているイタズラ好きの妖精さんです。
さまざまなものの色をぬすんでいってしまうので、人々が困っていました。
クルルとカラはくだもの屋さんにはいりましたが、木の箱があるだけ。
うりもののくだものは、どこにもありません。
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★ミッション1★
すうじの順に線をつないで、3つのくだものを見つけよう!
※点つなぎ
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くだもののかたちがあらわれました。
「色がぬすまれていたのは、バナナとリンゴとミカンだったのね!」
クルルがくだものを当てます。
しかし、色をぬすまれたバナナとリンゴとミカンは、透明のままです。
そこでクルルは、まほうのステッキを手にとり、じゅもんをとなえます。
「カラフル・ミラクル・イロモドリカル〜!」
クルルがまほうのステッキをくだものにむけると、色がもどってきました。
バナナは黄色、リンゴは赤、ミカンは橙色。
色あざやかなくだものたちが、木の箱のなかにならびます。
くだもの屋さんのおねえさんが、パッとえがおになりました。
「クルルちゃんありがとう! これでお客さんにくだものをうることができるわ!」
おねえさんがよろこんでくれて、クルルとカラもうれしくなりました。
しかし、怪盗ロイを止めないと、またどこかで色がぬすまれてしまいます。
クルルはカラにそうだんをしました。
「怪盗ロイをおいかけて、やめさせたほうがいいよね?」
「うん。町のみんなをあんしんさせるためにも、おいかけよう」
二人のきもちはおなじでした。
クルルはおねえさんにたずねます。
「怪盗ロイはどこにむかいましたか?」
「森があるほうにとんでいったわよ」
「ありがとうございます!」
クルルは怪盗ロイに会うために、森へとむかいました。



