そんな私のツッコミ、静止を無視して曲を入れる楓くん
なんならしれっとマイクすら渡してくる始末
「懐かし、小学生の頃見てたわ」
「分かる」
モニターに映し出された曲名を見て懐かしむりせちゃんとせなちゃん
なんかもう歌わないという選択肢を取れない状況
「じゃあ俺トイレにでも」
その瞬間にそう言って立ち上がる楓くん
「あの、れむさん?」
そんな彼の腕を掴んで睨みつけながら曲が始まったので文句は言わずに歌い始める
おかしい、男の子の腕を掴むのってもっとこう、ロマンチックなシチュエーションでやるべきものだと思うのになんでこうなんだろう
まあ、言っても仕方ない
というか、なんで私はこんな状況で歌ってるんだろう?
まあ、離したら逃げるから離さないけど
せなちゃんからなんとも言えない視線を感じるけど気にしない
今は、今だけはこの男を許してはいけない
その思いで掴む手に自然と力が入る
「あの、れむさん、れむさん?」
とりあえず曲が終わるまでは呼びかけは無視する
というか彼もなんでか間奏以外では呼びかけてこない
変なとこ律儀というか、まあ許さないけどね?
なんならしれっとマイクすら渡してくる始末
「懐かし、小学生の頃見てたわ」
「分かる」
モニターに映し出された曲名を見て懐かしむりせちゃんとせなちゃん
なんかもう歌わないという選択肢を取れない状況
「じゃあ俺トイレにでも」
その瞬間にそう言って立ち上がる楓くん
「あの、れむさん?」
そんな彼の腕を掴んで睨みつけながら曲が始まったので文句は言わずに歌い始める
おかしい、男の子の腕を掴むのってもっとこう、ロマンチックなシチュエーションでやるべきものだと思うのになんでこうなんだろう
まあ、言っても仕方ない
というか、なんで私はこんな状況で歌ってるんだろう?
まあ、離したら逃げるから離さないけど
せなちゃんからなんとも言えない視線を感じるけど気にしない
今は、今だけはこの男を許してはいけない
その思いで掴む手に自然と力が入る
「あの、れむさん、れむさん?」
とりあえず曲が終わるまでは呼びかけは無視する
というか彼もなんでか間奏以外では呼びかけてこない
変なとこ律儀というか、まあ許さないけどね?


