ミシュリーヌはクロエと共に自室へと向かう。
扉を開けば、そこには大好きがたくさん並べられた可愛らしい部屋だ。
(明日は何をもって行こうかしら……!)
この推し活グッズは試作品から完成品まで大量に並べられている。
この十年で作り上げてきた自作の推し活グッズだ。
友人のジョゼフ・ティティナは、ミシュリーヌとクロエの幼馴染の伯爵令息だ。
転写という写真のような魔法を使うことができ、銀色の髪に鈍色の瞳の色を持つ。
本来はヒロインであるクロエのお助けキャラだ。
この転写魔法でクロエがさまざまな令嬢から追い詰められていくのだが、その証拠を集める大事な役割だ。
しかし今はクロエは虐げらていない。
ジョゼフは記憶を取り戻したミシュリーヌにとって欠かせない魔法を持つ貴重な存在だった。
ミシュリーヌとジョゼフは幼馴染といっても仲は最悪だった。
理由はミシュリーヌがジョゼフの魔法を役に立たない魔法と馬鹿にしていたからだ。
記憶を取り戻してからミシュリーヌはジョゼフと即和解した。
というよりは推し活を手伝ってほしいと理想を語りまくりゴリ押しである。
ミシュリーヌはジョゼフの力がなければ、理想の推し活ができないからだ。
推し活に欠かせないアイテムがいくつかある。
うちわ、缶バッチ、キーホルダー、アクリルスタンド、ぬいぐるみなど数えきれないほどある。
扉を開けば、そこには大好きがたくさん並べられた可愛らしい部屋だ。
(明日は何をもって行こうかしら……!)
この推し活グッズは試作品から完成品まで大量に並べられている。
この十年で作り上げてきた自作の推し活グッズだ。
友人のジョゼフ・ティティナは、ミシュリーヌとクロエの幼馴染の伯爵令息だ。
転写という写真のような魔法を使うことができ、銀色の髪に鈍色の瞳の色を持つ。
本来はヒロインであるクロエのお助けキャラだ。
この転写魔法でクロエがさまざまな令嬢から追い詰められていくのだが、その証拠を集める大事な役割だ。
しかし今はクロエは虐げらていない。
ジョゼフは記憶を取り戻したミシュリーヌにとって欠かせない魔法を持つ貴重な存在だった。
ミシュリーヌとジョゼフは幼馴染といっても仲は最悪だった。
理由はミシュリーヌがジョゼフの魔法を役に立たない魔法と馬鹿にしていたからだ。
記憶を取り戻してからミシュリーヌはジョゼフと即和解した。
というよりは推し活を手伝ってほしいと理想を語りまくりゴリ押しである。
ミシュリーヌはジョゼフの力がなければ、理想の推し活ができないからだ。
推し活に欠かせないアイテムがいくつかある。
うちわ、缶バッチ、キーホルダー、アクリルスタンド、ぬいぐるみなど数えきれないほどある。



