『ミシュリーヌお姉様に被害がいかないか、わたくしは心配で仕方ありませんわ』
ミシュリーヌが瞳を潤ませてこちらを見つめるだけで、同性だとしても胸が高鳴るではないか。
『確かにそうよね。クロエならば引いてくれるかもしれないけど、どうしてわたしが婚約者なのかと疑問が出るわよね』
『ミシュリーヌお姉様に何かあれば、わたくし……わたくしは正気ではいられませんわ』
血走った目を見開くクロエは美しいのだが、なんとも恐ろしい。
必死に彼女を落ち着かせていたミシュリーヌだったが……。
『こんなことならば、わたくしが婚約者になった方が……』
『……!』
ポツリと呟いた言葉は途中までしか聞こえなかったが、しっかりとミシュリーヌへと届いていた。
やはり公爵に嫁げるというのは令嬢にとってはとても名誉なことだろう。
(わたしなんかより、クロエの方がレダー公爵だってお喜びになるだろうし……)
ミシュリーヌは父親の方を見た。
『お父様、レダー公爵に確認しましょう!』
『ミシュリーヌお姉様……?』
『まだ間に合うかもしれないもの』
ミシュリーヌが瞳を潤ませてこちらを見つめるだけで、同性だとしても胸が高鳴るではないか。
『確かにそうよね。クロエならば引いてくれるかもしれないけど、どうしてわたしが婚約者なのかと疑問が出るわよね』
『ミシュリーヌお姉様に何かあれば、わたくし……わたくしは正気ではいられませんわ』
血走った目を見開くクロエは美しいのだが、なんとも恐ろしい。
必死に彼女を落ち着かせていたミシュリーヌだったが……。
『こんなことならば、わたくしが婚約者になった方が……』
『……!』
ポツリと呟いた言葉は途中までしか聞こえなかったが、しっかりとミシュリーヌへと届いていた。
やはり公爵に嫁げるというのは令嬢にとってはとても名誉なことだろう。
(わたしなんかより、クロエの方がレダー公爵だってお喜びになるだろうし……)
ミシュリーヌは父親の方を見た。
『お父様、レダー公爵に確認しましょう!』
『ミシュリーヌお姉様……?』
『まだ間に合うかもしれないもの』



