『レダー公爵がうらやましいです。わたくしが殿方だったら、ミシュリーヌお嬢様と結婚して幸せにしましたのに……』
『『『…………』』』
クロエの愛が重すぎる。
真面目な顔でいうものだから冗談かどうかすらわからない。
『それにこの婚約は間違いかもしれないから……!』
『間違えなんてありえませんわ!』
実はミシュリーヌは間違いであってほしいと心から思っていた。
レダー公爵の婚約者は正直、荷が重い。
だが、クロエなら納得するだろう。
(なんとかお父様に誤解を解いてもらわないと……!)
ミシュリーヌが考えを巡らせていると、クロエがハッとしたように口元を押さえた。
『クロエ、どうしたの?』
『一つ、心配事があるのです……』
暗い表情のクロエにミシュリーヌと両親は首を傾げた。
彼女の唇が何かを言いたげに開いたり閉じたりを繰り返す。
『……ミシュリーヌ?』
『ミシュリーヌお姉様は第二騎士団で推し活をしていらっしゃるから、ご存知ないかもしれませんが、第一騎士団のレダー公爵を推している令嬢たちは過激な方がいらっしゃって……』
『そうよね…』
クロエのそばにいるため、その大変さは理解している。
レダー公爵はクロエが令息にモテているのと同じように令嬢たちの熱視線は凄まじいものだろう。
『『『…………』』』
クロエの愛が重すぎる。
真面目な顔でいうものだから冗談かどうかすらわからない。
『それにこの婚約は間違いかもしれないから……!』
『間違えなんてありえませんわ!』
実はミシュリーヌは間違いであってほしいと心から思っていた。
レダー公爵の婚約者は正直、荷が重い。
だが、クロエなら納得するだろう。
(なんとかお父様に誤解を解いてもらわないと……!)
ミシュリーヌが考えを巡らせていると、クロエがハッとしたように口元を押さえた。
『クロエ、どうしたの?』
『一つ、心配事があるのです……』
暗い表情のクロエにミシュリーヌと両親は首を傾げた。
彼女の唇が何かを言いたげに開いたり閉じたりを繰り返す。
『……ミシュリーヌ?』
『ミシュリーヌお姉様は第二騎士団で推し活をしていらっしゃるから、ご存知ないかもしれませんが、第一騎士団のレダー公爵を推している令嬢たちは過激な方がいらっしゃって……』
『そうよね…』
クロエのそばにいるため、その大変さは理解している。
レダー公爵はクロエが令息にモテているのと同じように令嬢たちの熱視線は凄まじいものだろう。



