兄や姉がいたが、妹や弟はいたことがなかった。
そのまま絶世の美女だったクロエを可愛がり続けること十年。
どこをどう間違ったのか、ミシュリーヌの存在はクロエの中ですっかり大きくなってしまったようだ。
神格化してしまい、今度はクロエが別人のようにおかしくなったといわれてしまう。
(クロエの方が女神のように美しくて可愛らしいのに……)
と、ミシュリーヌはいつも思っていたのだがクロエにとっては逆のようだ。
クロエが懐いてくれるのが可愛らしくて、何も言うことはなかったのだが、両親は一向に姉離れしないクロエを心配しているようだ。
常にミシュリーヌの話をして、ミシュリーヌのそばにいるのだからそう思うのも無理はない。
だけどクロエの可愛さには敵わずに、ミシュリーヌはクロエを甘やかしてしまう。
(クロエも年頃だもの。レダー公爵のことが気になっていたけど、口に出せなかったのかもしれないわ……!)
それに王家を守るエリート集団、第一騎士団の副団長であるレダー公爵と、特に何の取り柄もないミシュリーヌとが釣り合うはずもない。
恐らくクロエはミシュリーヌに気を遣ってくれているのだろうと思った。
そのまま絶世の美女だったクロエを可愛がり続けること十年。
どこをどう間違ったのか、ミシュリーヌの存在はクロエの中ですっかり大きくなってしまったようだ。
神格化してしまい、今度はクロエが別人のようにおかしくなったといわれてしまう。
(クロエの方が女神のように美しくて可愛らしいのに……)
と、ミシュリーヌはいつも思っていたのだがクロエにとっては逆のようだ。
クロエが懐いてくれるのが可愛らしくて、何も言うことはなかったのだが、両親は一向に姉離れしないクロエを心配しているようだ。
常にミシュリーヌの話をして、ミシュリーヌのそばにいるのだからそう思うのも無理はない。
だけどクロエの可愛さには敵わずに、ミシュリーヌはクロエを甘やかしてしまう。
(クロエも年頃だもの。レダー公爵のことが気になっていたけど、口に出せなかったのかもしれないわ……!)
それに王家を守るエリート集団、第一騎士団の副団長であるレダー公爵と、特に何の取り柄もないミシュリーヌとが釣り合うはずもない。
恐らくクロエはミシュリーヌに気を遣ってくれているのだろうと思った。



