「俺はラグトだよ。人の心と思考と操る幻惑師をしてる。核もつくるところみたいな」
・・・なんか特殊な職業ばっかりだけど、それでいいんだろうか。
「剣に関しては僕が出るからね。護衛っていうかは同志っていうか」
「シル様にとっては、自分の身分が煩わしいんだって」
「・・・なるほど」
隠し子となれば、存在はないものとされてる。
なのに、普通の騎士としての自由はもらえない。
「じゃあ、改めてようこそ、ネフ。きみは今日から宵月だ」
「・・・宵月とはなんでしょう」
「あぁ、この宮と、シオンたちの名前だよ。シオンとミルザとラグトの三人で、宵月。今日はからはネフも宵月だ。はい、これ」
シル様が差し出してきたのは、三日月のバッジ。
「・・・って、まだ服もあげてなかったね。ネフの服はこれだよ。あっちで来ておいで」
シル様の視線を受け、シオンがきれいな服を差し出してきた。
「既製品でごめんね。来た人のサイズに合う魔術はかけられてるから、そこの問題はないと思う。着れたらこっちで、シル様にバッジを付けてもらおう」
にっこりとシオンが笑い、私は服を受け取りながら、4人に会釈をして奥に行った。
「・・・これ・・・」
広げてみると、それは執事服のようなものだった。
今着ている、番号が書かれた服を脱ぎ、その服を着る。
・・・ほんとだ、ゆるすぎるきつすぎず、ちょうどいいサイズになった。
一緒に用意されていた白手袋もつける。
鏡で後ろを確認し、大丈夫だと頷いてから、シル様のところへ行く。
「・・・着れました」
「お、ネフ可愛いね!シル様、バッジ付けてあげてください!」
「うん」
元気よく言ったラグトに頷き、シル様が近づいてくる。
「似合ってるよ、ネフ。せっかく助かったきみを、僕に縛り付けてごめんね。一生大切にするから」
耳元でシル様がささやき、胸に三日月のバッジを付けてくれた。
縛り付ける、か。
「では、ちゃんと鎖を付けなければ・・・私は逃げてしまいますよ。手綱は握っててくださいね」
「そう?ならしっかりしないと、ね」
シル様はにっこりと笑い、私から体を離す。
「じゃあ早速、ネフは僕のところに付いて・・・って言いたいんだけど。まずは慣れるところからだよね。シオン、よろしく」
「はい、シル様。ミルザ、ラグト、このあといい?」
「もちろん」
「いいよ!」
シオンの問いかけに2人も頷きながら笑みを浮かべた。
「シル様、では失礼しますね」
シオンは一礼した後、私の腕を引いてその部屋を出た。
・・・なんか特殊な職業ばっかりだけど、それでいいんだろうか。
「剣に関しては僕が出るからね。護衛っていうかは同志っていうか」
「シル様にとっては、自分の身分が煩わしいんだって」
「・・・なるほど」
隠し子となれば、存在はないものとされてる。
なのに、普通の騎士としての自由はもらえない。
「じゃあ、改めてようこそ、ネフ。きみは今日から宵月だ」
「・・・宵月とはなんでしょう」
「あぁ、この宮と、シオンたちの名前だよ。シオンとミルザとラグトの三人で、宵月。今日はからはネフも宵月だ。はい、これ」
シル様が差し出してきたのは、三日月のバッジ。
「・・・って、まだ服もあげてなかったね。ネフの服はこれだよ。あっちで来ておいで」
シル様の視線を受け、シオンがきれいな服を差し出してきた。
「既製品でごめんね。来た人のサイズに合う魔術はかけられてるから、そこの問題はないと思う。着れたらこっちで、シル様にバッジを付けてもらおう」
にっこりとシオンが笑い、私は服を受け取りながら、4人に会釈をして奥に行った。
「・・・これ・・・」
広げてみると、それは執事服のようなものだった。
今着ている、番号が書かれた服を脱ぎ、その服を着る。
・・・ほんとだ、ゆるすぎるきつすぎず、ちょうどいいサイズになった。
一緒に用意されていた白手袋もつける。
鏡で後ろを確認し、大丈夫だと頷いてから、シル様のところへ行く。
「・・・着れました」
「お、ネフ可愛いね!シル様、バッジ付けてあげてください!」
「うん」
元気よく言ったラグトに頷き、シル様が近づいてくる。
「似合ってるよ、ネフ。せっかく助かったきみを、僕に縛り付けてごめんね。一生大切にするから」
耳元でシル様がささやき、胸に三日月のバッジを付けてくれた。
縛り付ける、か。
「では、ちゃんと鎖を付けなければ・・・私は逃げてしまいますよ。手綱は握っててくださいね」
「そう?ならしっかりしないと、ね」
シル様はにっこりと笑い、私から体を離す。
「じゃあ早速、ネフは僕のところに付いて・・・って言いたいんだけど。まずは慣れるところからだよね。シオン、よろしく」
「はい、シル様。ミルザ、ラグト、このあといい?」
「もちろん」
「いいよ!」
シオンの問いかけに2人も頷きながら笑みを浮かべた。
「シル様、では失礼しますね」
シオンは一礼した後、私の腕を引いてその部屋を出た。



