「シル、って呼んでね」
「・・・シル、様」
シェルヴィネット・・・この国の人は、位が高ければ高いほど、名前が長くなる傾向があるのか?
「陛下、彼女を宵月に入れたいのですが」
「いいだろう。お前のほうですべてやれ」
「はい。・・・では御前失礼いたします」
シル様は優雅な仕草で一礼し、私も一応礼をしておく。
その広間を出ようとしたとき、一度振り返ると、陛下と目が合った。
その目に、どこか心配そうな光を感じたのは、気のせいだろう。
☽──────────────────────☾
「さぁ、ネフ。色々と忙しくしてごめんね。すごいスピードで進んでくけど、許して」
次に連れてこられた部屋で、シル様が謝る。
「いえ・・・」
「ありがとう。じゃあ、さっき言った宵月なんだけど。僕、一応王族じゃん?だから、非公式の護衛がいるんだよね。それを宵月っていうんだけど」
「宵月・・・」
「そう。僕が住んでるのが、王宮の中でも一番奥にあって、知ってる人は王族と一部の重鎮だけの『宵月宮』なんだよ」
よいづききゅう・・・なるほど、なんかすごい幻想的。
「それで、ネフにはその宵月に入ってほしいんだ。メンバー、呼んでもいい?」
「はい」
すぐに頷くと、シル様が嬉しそうに耳飾りを触る。
すると、ふわっと何かが現れた。
煙に見えたものは段々と人型になり、3人の男が現れる。
「シル様、輪の欠片完成いたしました」
「よく来たね。・・・ネフ、彼らが宵月。左から、錬金術師のシオン、毒紋師のミルザ、幻惑師のラグト。3人とも、彼女はネファリア。僕の新しい従者だ。今日から宵月に入る。シオン、彼女は爆核師だから、楽しいと思うよ。錬金術師の派生だしね」
ば、爆核師・・・?
私、そんなものになった覚えはないんだけど・・・。
それに、普通の職業がいないんだ・・・。
「ネファリア、シルと同じくネフって呼んでいい?」
「はい」
「ありがとう。俺はシオン、錬金術を担当してる。錬金術で武器とか爆弾とかを作ったりしてるよ。ネフの核を合わせたら楽しそう、いつかやろうね」
シオンはにこやかで、柔らかい雰囲気の。
少しシル様に似てる。
「私はミルザ。印や紋に毒を込めて、発動させる役職。ネフ、よろしく。毒を仕込んだ核を作ろう」
ミルザはちょっと冷たい容姿だけど、目は優しい。
「・・・シル、様」
シェルヴィネット・・・この国の人は、位が高ければ高いほど、名前が長くなる傾向があるのか?
「陛下、彼女を宵月に入れたいのですが」
「いいだろう。お前のほうですべてやれ」
「はい。・・・では御前失礼いたします」
シル様は優雅な仕草で一礼し、私も一応礼をしておく。
その広間を出ようとしたとき、一度振り返ると、陛下と目が合った。
その目に、どこか心配そうな光を感じたのは、気のせいだろう。
☽──────────────────────☾
「さぁ、ネフ。色々と忙しくしてごめんね。すごいスピードで進んでくけど、許して」
次に連れてこられた部屋で、シル様が謝る。
「いえ・・・」
「ありがとう。じゃあ、さっき言った宵月なんだけど。僕、一応王族じゃん?だから、非公式の護衛がいるんだよね。それを宵月っていうんだけど」
「宵月・・・」
「そう。僕が住んでるのが、王宮の中でも一番奥にあって、知ってる人は王族と一部の重鎮だけの『宵月宮』なんだよ」
よいづききゅう・・・なるほど、なんかすごい幻想的。
「それで、ネフにはその宵月に入ってほしいんだ。メンバー、呼んでもいい?」
「はい」
すぐに頷くと、シル様が嬉しそうに耳飾りを触る。
すると、ふわっと何かが現れた。
煙に見えたものは段々と人型になり、3人の男が現れる。
「シル様、輪の欠片完成いたしました」
「よく来たね。・・・ネフ、彼らが宵月。左から、錬金術師のシオン、毒紋師のミルザ、幻惑師のラグト。3人とも、彼女はネファリア。僕の新しい従者だ。今日から宵月に入る。シオン、彼女は爆核師だから、楽しいと思うよ。錬金術師の派生だしね」
ば、爆核師・・・?
私、そんなものになった覚えはないんだけど・・・。
それに、普通の職業がいないんだ・・・。
「ネファリア、シルと同じくネフって呼んでいい?」
「はい」
「ありがとう。俺はシオン、錬金術を担当してる。錬金術で武器とか爆弾とかを作ったりしてるよ。ネフの核を合わせたら楽しそう、いつかやろうね」
シオンはにこやかで、柔らかい雰囲気の。
少しシル様に似てる。
「私はミルザ。印や紋に毒を込めて、発動させる役職。ネフ、よろしく。毒を仕込んだ核を作ろう」
ミルザはちょっと冷たい容姿だけど、目は優しい。



