孝之は

私の幼なじみであり







私にとって初恋の相手だった。





昔からこんなに一緒にいる人って他にいなくて、ずっと孝之は私の中で“大好きで大切な存在”に入っていた。



その気持ちがいつしか恋というものに変わり、自分が成長すればするほどその想いを知った。


また、孝之は私以上に成長して大人っぽくなっていくからますますその想いの強さを知った。






同じ場所で

同じように笑って過ごしてきたのに





孝之は遠くなった。

今、私と孝之は全然違う世界にいるみたいに離れてる。




私だって本当は孝之の周りに集まる女の子みたいに

大人っぽくてスタイルがよくて可愛いオーラが溢れた女の子になりたいよ。






こんなこと言うのは悲しいけど、

孝之はもう何人もの女の子を抱いてるし

私の知らない孝之を知ってる女の子がたくさんいるんだ。