忘却の眠りに落ちる

「じゃあ、月ヶ瀬はあそこだ」

そして先生が指した先は

窓┊︎私

1番後ろの窓側

ラッキー!狙ってたとこだ

「やっほー!隣の席の月城真央!よろしくね?」

「.....よろしく」

可愛いなぁ、シースルーバンクにゆるウェーブロング。栗色の髪色でまさに小動物。

羨ましい

「どうしたの??体調悪い??」

「え、あ、いやちょっと考え事してただけ。...ありがと」

「え?なんでありがとう??」

「へ?だって...話し掛けてくれたから」

「何言ってんの!当たり前じゃん!」

そっか、当たり前なんだ

.......そうだよね



あたしがオカシイだけ