俺の痛みに金を払え

理由はどーあれ
居場所がない13歳から15歳が集まって
生活をしていた。

各々、援交したり
スナックで働いたりお金は持っていた。

みゆき:狂くんおなか減ってない?
なんか作るか買いにいく?

まよ:あ、一旦家帰るけん
弁当作ってこようか?

と言いマヨが自宅へ戻って
みんなな弁当を作ってきてくれた。

マヨは顔に大きなアザをつくり
悲しそうな表情だった。

多分親にdvを受けていたのだろう。
みんな慰めるかの様に
マヨの手作り弁当を絶賛しながら食べた。

マヨとレナは同じスナックで働いており
その日は援交をするためスタビで相手を見つけてた。

みかは、違う友達と会うと言い
この場所を離れたいった。

一時間くらいしマヨとレナも相手が決まり出ていった。

俺は眠くなったので寝ようとした時

みゆきから上の部屋行こうと言われて
一緒に上へいった。

みゆきはベランダから瓶を持ってきて
袋に液体をいれた。

みゆき:狂くんもいるやろ?

俺:シンナー?欲しいな

2人でまたシンナーをしラリセクをした。

俺:この前ラッカーシンナー吸ったけど
頭割れそうなった

みゆき:ラッカーは頭にくるよ笑
シーラーとかもいいけど純度高いのがいいよ

みゆきは詳しかった。

みゆき:ラッシュも今日あるけどやる?

俺:ラッシュって?

ラッシュとは当時アメリカで流行ってた非合法ドラックで茶色の小さな瓶に液体が入っており、稲妻のマークのシールがはられていた。

煙草のフィルターにつけて吸うか
香りを吸引するかだった。

ただこの匂いがキツすぎて
煙草につけて吸っていた。

シンナーとは違い
一瞬で興奮状態になっていた。

みゆきも同じ状態で
その日は朝までみゆきとキメセクをしていた。

薬が抜ける瞬間は非常に虚しくなって
死にたい気持ちになる。
みゆきも同じ気持ちと俺にうちあけてくれた。

2人で抱き合い時間だけが過ぎていき
下におりた。

かなこがご飯を作ってくれていて
3人でご飯を食べながら

かなこ:もう、やめなよ2人とも
いつか捕まるかおかしくなるよ
と忠告してくれた。

わかっているが、すぐやめれると思っていた。

3人でその日は
映画のレオンを見た。

みゆき:なんかウチらみたいだね

居場所がなくなったマチルダを
自分達へ重ねていた。

物語りは後味がわるく
その夜もシンナーとラッシュへ逃げていた。

みゆきとの付き合いは肉体的が多く
お互い一緒にいてもプラスにはなってなかった。
寂しさを薬物とsexで埋めて
お互いの温もりでお互い満足していた。

ただ俺とみゆきには無性に心地がよく
それ以上の事はお互いもとめてなかった。