俺の痛みに金を払え

休憩所に行き
俺はショックが隠しきれなかった。

今迄練習してきた同級生の姿が
頭から離れなかったのだ。
俺1人のせいで同級生の頑張りを
台無しにした事に腹も立ち

煙草を吸ってわ色んなことが頭の中を
駆け巡った。

階段に座っていると
急に後ろから
わっ!と声が

俺はびっくり振り返ると
そこには、みゆきとかなこがいた。

みゆき:学ランの狂くんいいやん

かなこ:ちょっと幼く見える笑

俺:。。。
俺は話をする気分じゃなかった。

みゆき:どしたん?
また喧嘩したん?

俺:うるせーな

みゆき:なんかあったなら話し聞くよ?

かなこ:うんうん。話しなら沢山きいちゃん。

俺:てか、お前ら学校わ?

みゆき:行くわけないやん
あんな葬式みたいな場所

俺:学校行かんでなんしよん?

みゆき:大手前学園行ったり
一日中自由に過ごしてます笑

俺:大手前学園?
なんそれ

かなこ:狂くん知らんの?
神楽しっちょん?

俺:暴走族の?

かなこ:そーだよ
大手前ってバス乗り場あるでしょ?
あの広い建物

俺:あーなんとなくわかる

かなこ:そこで神楽とヤンキー達がたむろする場所が大手前学園って言うんだよ
そこに行ったりしてるー

俺:そこでなんしよん?

かなこ:神楽は暴走したりカツアゲしたり
シンナーしたり
女の先輩がきたら男女別れてカツアゲしたり暴走したりしてるよ

俺:みゆきも?

みゆき:そーだよ
大人きらーい

みゆき:狂くんも神楽入ればいいやん
イケメンやし
ウチ狂くんなら付き合ってもいいよ

かなこ:ずっと狂くんにあいたい言ってたもんねー

俺:そんな場所あるんやな
今度行ってみようかな?

みゆき:おいでー

その瞬間パトカーが休憩所に入ってきて
みゆき達は自転車で逃げていき
俺は職質にあった。

警察:学校わ?

俺:あ、行ってねぇ

警察:学校名わ?

俺:お前らが先に名乗れよ

警察:お前とはなんか
お前煙草持ってなかろうな?

俺:お前にお前呼ばわりされる覚えねーよ

警察b:ポケットの中身出せ

俺:ほらよくそポリ

俺は警察にタバコを投げつけた

警察:お前捕まえるぞ

俺:なんで逮捕や?
令状もねぇのに笑わせんな
なんの罪や?
あ?

警察:公務執行妨害じゃ!

俺:ならまともな公務しろや

その瞬間パトカーへ目掛けロケット花火が飛んでいった!

この前喧嘩したヤンキーの単車だ

バンボーババンボー
コールをきり

ニケツし後ろのやつが花火をパトカーに目掛けていた

警察はすぐパトカーに乗り
単車の方へ移動した

その瞬間前に喧嘩した
ヤンキーが俺に手を振って逃げれの合図をくれたのだ。

俺はヤンキーに助けられ
そのまま自宅へ帰った。

その夜、音楽の先生が自宅へ来て
コンクールの事を話してくれて
最優秀をもらった事をしった。

俺も、先生に謝り
これ以上俺が原因で同級生や学校に迷惑んかけたくないと話し
俺は今後学校へわ行かないと話した。

俺の決心は固く
見た目で判断されるなら
とことん悪くしてやろうと思っていた。
俺は親にも捨てられた。
誰も俺を助けてはくれないと思っていた。
大人への嫌悪感が増していき
俺の変化が始まっていった。