合唱コンクールも日に日に近づいており
俺達は練習にあけくれていた。
俺は約束通りピアノを率先して
クラスが一つにまとまり
合唱もかなりよくなっていた。
音楽の先生も指導へより一層力が入り
授業以外、放課後も練習する様になった。
合唱コンクール当日朝。
全校集会が開かられ
俺達は全国生徒に見送ら
小さなバスへ乗り込み会場へと行った。
俺達は11人。
他の学校は40人が当たり前。
直樹:先生やっぱ帰ろうや
たかひろ:確かに。勝ちっこねーよ
ひろこ:私も自信なくなってきた
先生:大丈夫!人数なんか関係ないわ
合唱は心よ心!
さとし:そうだよ!それに狂くんも
ずっと頑張ってくれたし
俺達も頑張ってきたんだから
人数がなんだよ
しょうご:頑張ろー
みんな
俺:確かに人数すくねーけど
絆は俺達のが勝っとんよ
11人今までやってきたんやけ
こんなんでいもるん?
たかひろ:確かに
俺達は幼稚園から一緒や
よそに負けんぞ!
先生:とりあえず皆、円陣を組んで
手をだして
円陣を組み手を出し
その上に一人一人の手を重ねていき
先生:今迄練習した事を思い出して頑張りましょう!
気合い入れていくぞ!
一同:おー
俺達の学校名が呼ばれ
俺達は会場へ。
観客:ザワザワ
人数少な笑
観客:ピアノの奴ヤンキーやな
俺達は緊張しながら
観客席へ目をやると見覚えのある顔が並んでいた。
全校生徒
先生達
親御達。
皆が応援に駆けつけてくれていた。
ふと金髪が混じっていたので
目をやるとケンもいたのだ。
俺がケンの方へ目をやると
ケンは手を振っていた。
先生が指揮棒を掲げ
俺のピアノの伴奏がはじまった。
その瞬間にざわめいていた客席も静まりかえり
俺達は気持ちを一つにし合唱した。
人数が少ないので
ピアノにアレンジをしピアノソロをいれた。
ピアノソロは俺が考えたソロパートだ。
中盤まで差し掛かり
いよいよソロパート。
スポットライトが俺にあたり
ソロパートを弾く。
抑揚をつけ曲へ戻る瞬間
また合唱が始まり11人と思わせない
声量で俺達は唄った。
あっと言う間の合唱コンクール。
俺達は深々と頭を下げて
はけていった。
会場は拍手喝采で
湧き上がっていた。
先生:みんなすごかったわ
先生鳥肌たったわ
恵:私も
ちか:応援きてくれてたから泣きそうになっちゃった
たかひろ:まじそれ
直樹:ヤバかったな
優勝間違いねーやろ
狂くんのソロで皆んな感動したやろ
俺:いや、俺のソロより皆んな歌うますぎな!
そんな会話が飛び交う中
いよいよ結果発表。
参加賞からの発表だった。
参加賞、昭和中学校!
第3位、南中学校!
第2位、東中学校!
第1位、西中学校!
俺達の名前は呼ばれなかった。
直樹:は?優勝俺達やに
ふざけちょんわ
一同:。。。。
と急に、主催者の堅苦しい人が
マイクを取り
主催者:えー私達は由緒ある合唱コンクールを開いてきました。
今回厳選な採点をしてきました。
中学生とは真面目に学び
共に成長をする様に
そして、中学生らしく表現する事を
重要においてきました。
本庄中学校は11人と人数も少ない中
参加し素晴らしい合唱を発表してくれました。
本来なら、優勝とし幕を閉じるのですが
ピアノの生徒の奇抜な髪色に
違和感を感じ私達では採点をつけれなく
会場の皆様への判断としようと思っています。
と、俺が原因で優勝を逃す発言が皆んなの前でされ
一目散にケンが
ケン:ふざけんなくそじじい
優勝はどーみたって本庄やろがい
と叫んだ。
その瞬間本庄の全国生徒、親御、先生達も
拍手で答え
その拍手は会場全体へ広がっていった。
俺は今迄外見の事や
自分の行動で何も言われたり
人を傷つけた事がないので
俺のせいで、優勝できないのを痛感し
1人会場を出ていったのだ。
主催者:えーこの拍手は受け止めました。
本庄中学校は最優秀オリジナル賞とし
今回の合唱コンクールの最優秀へとします。
おめでとう御座います。
会場は拍手につつつまれ
合唱コンクールは終わった。
俺はその足でみゆきとかなことあった
川の休憩所に1人行っていた。
俺達は練習にあけくれていた。
俺は約束通りピアノを率先して
クラスが一つにまとまり
合唱もかなりよくなっていた。
音楽の先生も指導へより一層力が入り
授業以外、放課後も練習する様になった。
合唱コンクール当日朝。
全校集会が開かられ
俺達は全国生徒に見送ら
小さなバスへ乗り込み会場へと行った。
俺達は11人。
他の学校は40人が当たり前。
直樹:先生やっぱ帰ろうや
たかひろ:確かに。勝ちっこねーよ
ひろこ:私も自信なくなってきた
先生:大丈夫!人数なんか関係ないわ
合唱は心よ心!
さとし:そうだよ!それに狂くんも
ずっと頑張ってくれたし
俺達も頑張ってきたんだから
人数がなんだよ
しょうご:頑張ろー
みんな
俺:確かに人数すくねーけど
絆は俺達のが勝っとんよ
11人今までやってきたんやけ
こんなんでいもるん?
たかひろ:確かに
俺達は幼稚園から一緒や
よそに負けんぞ!
先生:とりあえず皆、円陣を組んで
手をだして
円陣を組み手を出し
その上に一人一人の手を重ねていき
先生:今迄練習した事を思い出して頑張りましょう!
気合い入れていくぞ!
一同:おー
俺達の学校名が呼ばれ
俺達は会場へ。
観客:ザワザワ
人数少な笑
観客:ピアノの奴ヤンキーやな
俺達は緊張しながら
観客席へ目をやると見覚えのある顔が並んでいた。
全校生徒
先生達
親御達。
皆が応援に駆けつけてくれていた。
ふと金髪が混じっていたので
目をやるとケンもいたのだ。
俺がケンの方へ目をやると
ケンは手を振っていた。
先生が指揮棒を掲げ
俺のピアノの伴奏がはじまった。
その瞬間にざわめいていた客席も静まりかえり
俺達は気持ちを一つにし合唱した。
人数が少ないので
ピアノにアレンジをしピアノソロをいれた。
ピアノソロは俺が考えたソロパートだ。
中盤まで差し掛かり
いよいよソロパート。
スポットライトが俺にあたり
ソロパートを弾く。
抑揚をつけ曲へ戻る瞬間
また合唱が始まり11人と思わせない
声量で俺達は唄った。
あっと言う間の合唱コンクール。
俺達は深々と頭を下げて
はけていった。
会場は拍手喝采で
湧き上がっていた。
先生:みんなすごかったわ
先生鳥肌たったわ
恵:私も
ちか:応援きてくれてたから泣きそうになっちゃった
たかひろ:まじそれ
直樹:ヤバかったな
優勝間違いねーやろ
狂くんのソロで皆んな感動したやろ
俺:いや、俺のソロより皆んな歌うますぎな!
そんな会話が飛び交う中
いよいよ結果発表。
参加賞からの発表だった。
参加賞、昭和中学校!
第3位、南中学校!
第2位、東中学校!
第1位、西中学校!
俺達の名前は呼ばれなかった。
直樹:は?優勝俺達やに
ふざけちょんわ
一同:。。。。
と急に、主催者の堅苦しい人が
マイクを取り
主催者:えー私達は由緒ある合唱コンクールを開いてきました。
今回厳選な採点をしてきました。
中学生とは真面目に学び
共に成長をする様に
そして、中学生らしく表現する事を
重要においてきました。
本庄中学校は11人と人数も少ない中
参加し素晴らしい合唱を発表してくれました。
本来なら、優勝とし幕を閉じるのですが
ピアノの生徒の奇抜な髪色に
違和感を感じ私達では採点をつけれなく
会場の皆様への判断としようと思っています。
と、俺が原因で優勝を逃す発言が皆んなの前でされ
一目散にケンが
ケン:ふざけんなくそじじい
優勝はどーみたって本庄やろがい
と叫んだ。
その瞬間本庄の全国生徒、親御、先生達も
拍手で答え
その拍手は会場全体へ広がっていった。
俺は今迄外見の事や
自分の行動で何も言われたり
人を傷つけた事がないので
俺のせいで、優勝できないのを痛感し
1人会場を出ていったのだ。
主催者:えーこの拍手は受け止めました。
本庄中学校は最優秀オリジナル賞とし
今回の合唱コンクールの最優秀へとします。
おめでとう御座います。
会場は拍手につつつまれ
合唱コンクールは終わった。
俺はその足でみゆきとかなことあった
川の休憩所に1人行っていた。
