愛を知った日

「今日はありがとうございました。すみません。送り迎えまでしていただいて。」
「いやいや、全然。お土産までありがとね。」
「えっ?お土産なんてもらったの?そんなに気遣わなくていいのに。」
「いえいえ。つまらないものなので。」
「ありがとう。」
「碧くんもまたね。」
「明美ちゃん、バイバイ。」
「夜、連絡するわ。」
「うん、また。」
そして自分の家に入って行った明美ちゃんを見送り車が発車した。
「文化祭、どこ行ったの?」
「お兄ちゃん達のカフェに行って縁日でヨーヨー釣りした。」
「奏は?」
「おばけ屋敷行ったりコスプレしたりした。」
「そう。良かったね。」
「あっミニシアター行くの忘れた。」
とパパが行った。
「そういえばそうだったね。」
「見たかったのにショック…」
「ミニシアター?」
「生徒が自作映画作って上映してたの。」
「ええ。そうなの。すごいわね。」
そう会話していると家に到着した。
「ただいまー!」
碧が誰もいない家にそう言った。