男装してるのにみんな距離が近いです


竜琉くんたちにも見れるよう、グループチャットの方に写真を送ると、すぐに返事が返ってきた。
"神ショットだね!""いいアングルだな"って。

涼くんはなぜか顔が赤く、照れていたのかしばらくそのままだった。




それから──照れがおさまらない涼くんと、炭酸でお腹がふくれたという永瑠くんと一緒に、合宿所ではなくいつもより遠目に、かつ広範囲で聞き込みが出来た。
と言っても、永瑠くんに『今日は涼ちんだけで聞き込み進むと思うよ』って言われたから本当に私は特に何もすることはなくて。

涼くんが、すごい圧で『どうなんだよ』と聞くだけで喧嘩の一つも起きなく、穏便に知らないと返ってくるだけで聞き込みはスムーズに行われていった。

……たまにはこういうのもあり、かな。




✧✧



「……こんなの習った覚えがない」


ちょっとずつは進めていた宿題。
だけど夏休みが過ぎていく度に焦りがうまれる。あまりにも何も書かれていないページの方が多すぎて。

「まだ終わるわけじゃないけど、ギリギリになって追い込まれるのもいやだなぁ」