結局、アールの勝利数が伸びただけだったなぁ。
時間も時間だし、そろそろ合宿所に向かわなきゃ。
──無事、迷わずに約束の時間ぴったりに到着。
ここに着く前に、小さな公園があったからそこで着替えも済ますことが出来た。
軽く前髪を整えてから、今日は開きっぱなしなドアを、ノックして来たこと知らせる。
「お、来たね。おいでおいで!たっつん、涼、永瑠、悠が来たよー」
丁度、大輝くんが麦茶を人数分注いだグラスをテーブルに置いていたところだった。
中に入れば、大輝くんの声で奥の部屋と上の階から三人がやって来た。
「お!悠ちん来てる!やほー。あ、麦茶飲むー!」
ブンブンと私へ手を振りながら階段をかけおり、永瑠くんはいち早くソファへと座ってお茶を飲み出した。
「よぉ」
奥の部屋から来た竜琉くんも、大きなテーブルに座って大輝くんからグラスを受け取る。
涼くんはちらっと私を見て、そのままソファに座ってしまった。



