「は!?正気かよ!なんでこんなどこのどいつかもわかんねぇやつ……んぐっ!!」
「涼、しゃらっぷ。どうぞ続けてっ」
「のぞきみアンド盗み聞きバレちった!あはっ!」
曲がり角から顔を出す三人の男の子がいた。
口をおさえられてる子と、苦笑いしてる子。そしてひとりバレたバレたと楽しそうな子が。
「仲間ってあの子た、ち……って」
目の前のメッシュ髪の男の子に聞こうと向き直れば、なんともわかりやすく『はぁ……』と深いため息が出ていた。
──ああ、やっぱり。あの男の子たちは仲間なんだ。
「あー……ちなみに聞くけど、なんでその条件なの?」
「……言ったろ、お前の実力をそばで見れるって。それ以外理由はねぇよ」
「はぁ……」
返事をしながらも、もう一度後ろをちょっとだけ見てみる。
もうバレたからなのか、三人とももう堂々とこちらの話を聞いている。
「まぁ、もしお前の答えがYESなら、ここに連絡してこい。NOならその紙はやぶいて捨てろ」



