「晴香ー」
お母さんに呼ばれて、私はタッチペンを動かしていた手を止めた。
夕ご飯かな?思ってたより早かったな……。
そんな風に思ってパソコンの時計を見たら、13時だった。
そりゃ早いわ!
お昼ごはんから1時間も経ってない!
なんで呼ばれたの? と思ってすぐに思い出した。
「晴香、まさかもう忘れたってわけじゃないわよね? 今日は四宮さんと――ママの再婚相手と、顔合わせする日よ」
「忘れてないよ! うん、今行くー」
ホントは今思い出したけど、ないしょ。
マウスを動かして、さっきまでタッチペンで描いていた絵をちゃんと保存。
つけっぱなしにしていたVチューバーの配信も止めて……。
「あ、メガネメガネ……あった」
メガネをかけてから部屋を出る。
私、手元ばっかり変な姿勢で見てたせいか、めちゃくちゃ視力が悪くて……メガネがないと何も見えないんだ。全部ぼやけちゃうの。
お母さんに呼ばれて、私はタッチペンを動かしていた手を止めた。
夕ご飯かな?思ってたより早かったな……。
そんな風に思ってパソコンの時計を見たら、13時だった。
そりゃ早いわ!
お昼ごはんから1時間も経ってない!
なんで呼ばれたの? と思ってすぐに思い出した。
「晴香、まさかもう忘れたってわけじゃないわよね? 今日は四宮さんと――ママの再婚相手と、顔合わせする日よ」
「忘れてないよ! うん、今行くー」
ホントは今思い出したけど、ないしょ。
マウスを動かして、さっきまでタッチペンで描いていた絵をちゃんと保存。
つけっぱなしにしていたVチューバーの配信も止めて……。
「あ、メガネメガネ……あった」
メガネをかけてから部屋を出る。
私、手元ばっかり変な姿勢で見てたせいか、めちゃくちゃ視力が悪くて……メガネがないと何も見えないんだ。全部ぼやけちゃうの。



