女嫌いのスパダリと、2次元命な天才少女が、カップルVTuberをするようです。





「わぁ……!」

 四宮さん家に着いた私は、歓声を上げていた。

 私たちが引っ越しできるくらいだから、きっと広いんだろうなって思ってはいたけど。
 これはいわゆる「お屋敷」ってやつなんじゃ……!?

 ベースは黒と白でシックに。
 アクセントに茶色の柱とか、ガラスが使われている。

 モデルハウスって言われても納得しちゃうくらいキレイだった。
 めちゃくちゃ模写したい。

 わ、私、今日からここに住むんだよね……!?

 ただただ圧倒されていると。

「私も初めてきた時はびっくりしたわ。さ、行きましょ」
「そっか、ママはいつもここで働いてるから慣れてるんだ……」

 私、何日くらいで慣れられるんだろう?

 そんなことを思いながら、家を見て回る。
 リビング・ダイニングは日光が差し込んでてすごくおしゃれで、お風呂はまさかのジェットバス、さらに小さな中庭まであって、……。

 無理! 少なくとも1ヶ月は慣れない……!

 かろうじて、個室は比較的こぢんまりとした落ち着きやすい部屋だった。
 でも、それでも前より広いんだもん!

 か、感覚がおかしくなりそう……。