ようやく唇が解放された時には、肩で息をしていた。
侑李さんと視線がぶつかったかと思うと、彼が私の額に唇を落とす。
優しく甘やかすような仕草に胸が高鳴った私を余所に、侑李さんは私の体を抱き上げた。
「えっ……」
「このまま俺に身を委ねて」
耳元で囁かれ、下腹部がキュンと震える。
頬に集まった熱とこの状況に戸惑っている間に寝室に連れていかれ、ベッドの上に下ろされた。
クイーンサイズの大きなベッドは、さきほど掃除をした時に整えたばかり。
その上に自分が乗っていることに動揺するより早く、彼が私の体を横たえさせる。
覆い被さってくる侑李さんから目を逸らせないままマットレスに背中がついた瞬間、皺が残らないように張ったシーツから柔軟剤の香りがふわりと舞った。
侑李さんに真っ直ぐ見つめられて、呼吸の仕方も忘れてしまいそう。
頭の片隅ではまだ『ダメ』と訴える私がいるのに、心はもう彼しか見えない。
「那湖」
私の気持ちを察するように甘く名前を呼んだ彼の手が私の頬に触れ、そっと撫でる。
唇が重なった時には、私はすべてを受け入れる覚悟を決めていた——。
侑李さんと視線がぶつかったかと思うと、彼が私の額に唇を落とす。
優しく甘やかすような仕草に胸が高鳴った私を余所に、侑李さんは私の体を抱き上げた。
「えっ……」
「このまま俺に身を委ねて」
耳元で囁かれ、下腹部がキュンと震える。
頬に集まった熱とこの状況に戸惑っている間に寝室に連れていかれ、ベッドの上に下ろされた。
クイーンサイズの大きなベッドは、さきほど掃除をした時に整えたばかり。
その上に自分が乗っていることに動揺するより早く、彼が私の体を横たえさせる。
覆い被さってくる侑李さんから目を逸らせないままマットレスに背中がついた瞬間、皺が残らないように張ったシーツから柔軟剤の香りがふわりと舞った。
侑李さんに真っ直ぐ見つめられて、呼吸の仕方も忘れてしまいそう。
頭の片隅ではまだ『ダメ』と訴える私がいるのに、心はもう彼しか見えない。
「那湖」
私の気持ちを察するように甘く名前を呼んだ彼の手が私の頬に触れ、そっと撫でる。
唇が重なった時には、私はすべてを受け入れる覚悟を決めていた——。



