「来年も再来年も……何年先も那湖の傍で誕生日を祝いたい。お互いに年を取りすぎた頃にはプレゼントのネタも尽きて頭を抱えるかもしれないが、そういう風になりたいと思ってる」
ずっと先の未来のことまで願ってくれる彼に、鼓動が大きく高鳴る。
「今年は候補がありすぎて、逆に困ったけどな」
「えっ?」
ポケットから小さな箱を出した侑李さんが、そっとリボンを解く。
中に収まっていたのは、華奢な一粒ダイヤのネックレス。
シンプルなデザインだけれど、宝石は美しい光と存在感を放っていた。
「瑚湖の世話をする時は邪魔になるかもしれないが、今だけでもつけていてほしい」
微笑んだ彼が、私の背中側から髪を避けてネックレスをつけてくれる。
肌に微かに触れた指に肩をピクッと跳ねさせてしまうと、剥き出しのうなじにそっとくちづけられた。
「那湖、愛してる」
最近の侑李さんは、とにかく甘い。
心配性で、過保護で、その上とびきりの愛情をくれるのだ。
いつも当たり前のように溺愛してくれるから、大きすぎる幸せを持て余してしまいそうだけれど……。
「私も愛してます」
彼が贈ってくれる以上の愛を返したくて、私も言葉にするようにしている。
伝えても伝えても言い尽くせない想いを、一ミリでも多く知ってもらうために。
ずっと先の未来のことまで願ってくれる彼に、鼓動が大きく高鳴る。
「今年は候補がありすぎて、逆に困ったけどな」
「えっ?」
ポケットから小さな箱を出した侑李さんが、そっとリボンを解く。
中に収まっていたのは、華奢な一粒ダイヤのネックレス。
シンプルなデザインだけれど、宝石は美しい光と存在感を放っていた。
「瑚湖の世話をする時は邪魔になるかもしれないが、今だけでもつけていてほしい」
微笑んだ彼が、私の背中側から髪を避けてネックレスをつけてくれる。
肌に微かに触れた指に肩をピクッと跳ねさせてしまうと、剥き出しのうなじにそっとくちづけられた。
「那湖、愛してる」
最近の侑李さんは、とにかく甘い。
心配性で、過保護で、その上とびきりの愛情をくれるのだ。
いつも当たり前のように溺愛してくれるから、大きすぎる幸せを持て余してしまいそうだけれど……。
「私も愛してます」
彼が贈ってくれる以上の愛を返したくて、私も言葉にするようにしている。
伝えても伝えても言い尽くせない想いを、一ミリでも多く知ってもらうために。



