きっぱりと言い切ってくれたことが嬉しい。
だからこそ、告白をすぐに受け入れられなかったことを、今さらながら悔やんだ。
「侑李さんなら、きっとこうしてちゃんと話を聞いてくれましたよね。あの時に言えなくてごめんなさい……。私が間違ってたんです」
「違う。那湖が不安に思うのはおかしなことじゃない。それに、俺に嫌われたくないって思ってくれたってことだろ?」
「はい。だとしても、もっと早くに侑李さんと話し合うべきでした」
侑李さんの優しさは嬉しいけれど、今夜はそこに甘えてはいけない。
ちゃんと反省と自戒を踏まえ、自分の本音をさらけ出したいから……。
「私はもうお腹の子の母親で、自分だけじゃなくてこの子の人生も背負わなきゃいけないんです。もちろん、侑李さんと自分の気持ちも大事にしないといけないですが、なによりもこの子のことを考えて行動しなきゃいけなかったんです」
「ああ……」
「だから、少し時間がかかってしまったけど、ちゃんと伝えさせてください」
深呼吸をして、ゆっくりと手を伸ばす。
初めて自分から侑李さんの手に触れたことにドキドキしたけれど、骨ばった手から彼の体温を感じながらそっと握った。
「私も、侑李さんのことが好きです。秀でた才能や肩書はないですが、侑李さんと一緒にいたいです。だから……私を本当の奥さんにしてください」
人生で初めての告白。
それはまるで、逆プロポーズのようだった。
だからこそ、告白をすぐに受け入れられなかったことを、今さらながら悔やんだ。
「侑李さんなら、きっとこうしてちゃんと話を聞いてくれましたよね。あの時に言えなくてごめんなさい……。私が間違ってたんです」
「違う。那湖が不安に思うのはおかしなことじゃない。それに、俺に嫌われたくないって思ってくれたってことだろ?」
「はい。だとしても、もっと早くに侑李さんと話し合うべきでした」
侑李さんの優しさは嬉しいけれど、今夜はそこに甘えてはいけない。
ちゃんと反省と自戒を踏まえ、自分の本音をさらけ出したいから……。
「私はもうお腹の子の母親で、自分だけじゃなくてこの子の人生も背負わなきゃいけないんです。もちろん、侑李さんと自分の気持ちも大事にしないといけないですが、なによりもこの子のことを考えて行動しなきゃいけなかったんです」
「ああ……」
「だから、少し時間がかかってしまったけど、ちゃんと伝えさせてください」
深呼吸をして、ゆっくりと手を伸ばす。
初めて自分から侑李さんの手に触れたことにドキドキしたけれど、骨ばった手から彼の体温を感じながらそっと握った。
「私も、侑李さんのことが好きです。秀でた才能や肩書はないですが、侑李さんと一緒にいたいです。だから……私を本当の奥さんにしてください」
人生で初めての告白。
それはまるで、逆プロポーズのようだった。



