颯のバイクにまたがりわたしの家の近くまで送ってもらう。
思いのほか安全運転で、会話ができるほどだった。
「颯は普段からここに籠ってるの?」
「んーーまあ学校いこって気分の日以外はだいたいここだな!若たちもだいたいそうだと思うぞ。」
若たちもって!
「あの人たち学生なの??!」
「おう!だいたい若たちは高2だな!幹部だと玲於だけ1個下のおれとタメ!」
つまり、同い年ってこと…?
昨日ウイスキーロックで飲んでたあの男たちが…?
最近の高校生こわ…。
「颯はひとつ下なんだね。」
「っえぇ!?そうなんスか!」
「いや、もういいよ、そんな急に笑笑笑」
颯の驚きっぷりに思わず笑ってしまう。
「なんか若が惚れ込むのもわかるって感じだなー。」
また変なこと言い出した。
そもそもあんなイケメンなら女の子くらいたくさん居るだろうになにがそんな珍しいんだろう。
実はすっごい女嫌いとか…?
はっ…!まさかゲイ…?!
「なーんか変なこと考えてねーか?」
颯の勘恐るべし…
「あーんなイケメンだし女の子とすっごい遊べそうなのに、なにがそんな珍しいのかなーって」
「若は基本的にあの部屋にだれも入れねーんだよ。
琉陽さんぐらいじゃねーか?幹部の3人はずっと同じ階で降りてるから、入ってねーと思うし。」

