甘くて危険なキミが好き





勢いよく出てきたものの、ここは高層ビルの中。



「っ、」



エレベーターに乗っていても、色んな階からたくさんの不良がのって来るわけで。




なにか物珍しげにわたしをじっとみてくる不良たち




「…お嬢ちゃん、昨日若や副長たちに連れてこられてたキャバ嬢だよな?」




「そ、うだけど…」



ガラの悪そうな不良相手に言葉が詰まる。



阿修羅なんてかわいいものだとおもえるほどの、見た目をしている不良たち。


この世界に名を轟かす蒼龍会サマなだけあるとしみじみ思えてしまう。



「若の部屋で1日過ごしたってのか?!」

「あの若がねぇ…!」


雲雀さんの家で眠るってそんな凄いことなの?



「一人で帰んのか?」



中でも随一の大男に聞かれる。



「ま、まぁちょっと色々あったので。」