甘くて危険なキミが好き




「おまえ、自分一人で気持ちよくなって眠ってんじゃねーよ。」



…………っわーーーーわー!!!!!!

そうだわたし昨日…!


「っな、なななんにもしてないよね!?」



「、るせーな」



突然叫び出すわたしに耳を塞ぐ彼


「するしねー以前におまえの身体じゃそんな気起こさねーから心配すんな。」



失礼なやつめ。



「そうだよね。よかった。」


ひと安心したところで、
時計を見ると時刻は朝の7時を過ぎたところだった

学校なのに間に合わないじゃない…!もう!



蒼龍街からわたしの住む家までだいたい45分はかかる。



「では、また会う機会があればよろしくです〜♡また、来ることがあればママにはわたしから伝えておくのでよかったらぁ、これ!♡」


メッセージアプリのアドレスと名前の書かれた名刺を、渡し着替えをはじめるわたし。


営業を忘れずするわたしにこの男は、


「アフターだのなんだの嘘ついて金積ませてんの丸見えなんだよ。おまえは。」 と、名刺を見つめ鋭い言葉を突き刺してくる。


わかってて金積んでたわけねこの男。


「からかいNGです〜♡」


なんて言いながら身支度を済ませた所でこの部屋を出ようとした。



「おい、まてよ。」



しかし後ろから冷たい言葉で、わたしの行く手を阻む。



「おまえ、阿修羅の元姫だったな。」



以前の話のことだろうか。



「そ、そうですけど…。それがなにか?わたしもう時間ないんです。なにかあるのなら、手短に。」