未完の初恋__もう一度始まった、本当の恋の記録(実話)






「鞄、持つよ。置いといて」


「ありがとう。でも、そんなに重くないよ?」


「それでも、持たせてよ」



そんな風に言って

自然に私の荷物を受け取る歩人は

昔と同じように優しいけど

どこか少し、距離の縮まり方が違っていた。