未完の初恋__もう一度始まった、本当の恋の記録(実話)






「駅、迷わなかった?」



「うん。ナビ使ったから大丈夫だったよ」



「そっか。……もし道わかんなかったら、迎えに行くつもりだったけど」




そう言ったあと

歩人は照れ隠しみたいに視線をそらした。





その不器用な優しさが


私は昔からずっと好きだった。