付き合ってからの週末 私はよく歩人の部屋に通っていた。 神奈川の大学の近くにある、 一人暮らし用の静かな1K。 ドアを開けて顔を見た瞬間 胸が少しだけきゅっとなる。 “幼なじみ”の関係から “恋人”になった実感が少しずつ、 でも確かに、日常の中に混ざり込んでいた。