廊下ですれ違っても 声をかけられなかった。 たった一言 「おはよう」って言いたかったのに その言葉さえ、のどに詰まってしまう。 こんなにも近くにいるのに、 なぜか遠くなってしまった彼の背中を ただ見つめるしかなかった。