星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

私が悶々と考えていれば

「あら...悠?」

ふと、玄関の奥から女性の声が聞こえた。


「え、月様、何をされてるんですか!」

すると柚月さんはギョッとした様子で
"月様"と呼んだその人を見ると、
慌てて私達から離れて走って行った。

「寝てないとダメではないですか!」

柚月さんはそう言ってルナさんを怒りながらも
心配した様子で伝えていると

「…お手洗いに行っていたら声が聞こえて。
それより...悠の横にいるのは
もしかしてヒカリちゃん?」

ルナさんは私の方を見て名前を呼ぶと
私達のいる玄関の方に向かってきて

「貴女がヒカリちゃんね?
ずっと会いたいと思っていたのよ」

キラキラした表情で私を見ながら
ハルカ君に握られていない方の手を
ルナさんに握られた。