星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

「ヒカリは俺の部屋で待ってて貰うよ。
1人で帰すのは心配だし…響さんが帰ってきたら
送る」

ハルカ君がそう言った後

「ハルカ君、私1人で帰れるから大丈夫だよ」

私が咄嗟にそう言えば

「ダメ。本当に心配だから…。
ここらの一帯は柏木君の敷地だし、良い組員ばかりじゃないから、ヒカリをここに連れてきた以上は俺が送り届けるから」

ハルカ君は私の手を強く握り締めた。

「でも…」

…そしたらハルカ君も疲れないだろうか。

"ルナさん"って…多分話を聞く限りでは
ハルカ君を育てたお母さんの事だよね。

そして"響さん"は、柏木君の組長であり
ハルカ君の育てのお父さん…。

お母さんの看病しながらも
私にまで気を遣うのが目に見えてるし
余計に神経を使うのではないか…。

さっきまでの
どこか不安そうな様子も気になるし…。