星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

…で、溺愛って、
ハルカ君、私の事をどんな風に家の人に伝えているのかな。

…本当に全然可愛いくもないし、
ハルカ君に相応しい人間かも未だに自信を持って
言えないのに…。


「…柚月さん、ヒカリが緊張してるから
あんまり見ないで」

「あ...申し訳ありません。
でも、あの悠様が彼女を連れて来られる日が来るなんて、私嬉しくて…」

"柚月さん"と呼ばれた女性は
私と同じ位に小柄で、でも目が大きくて
可愛いという言葉がぴったりな顔立ち。

「私、ここの屋敷で家政婦をさせて頂いております。辻川 柚月と申します」

柚月さんは、優しい笑顔で深々と頭を下げて
挨拶をした為、私も慌てて

「あ...すみません、申し遅れました。
私は、木藤 星です。えっと…柏木君とお付き合いさせて頂いてまして…」

しどろもどろになりながら、必死に答えれば

「ヒカリ、可愛い」

ハルカ君は甘く微笑み、私と繋いでいた手に
ますます力を込められ、顔がますます熱くなった。