そんな!
「そんなの…酷いです…!」
こんなに好きでいるに…別れろなんて…
「…ッ…七海…仕方ないんだ…」
聖夜?
「これは…どうしようもないんだ………ごめん…七海…」
聖夜?貴方までそんなこと言うの?
私と別れたいの?私のこと…もう好きじゃないの?
「………今日は失礼します。」
私の瞳からは大量の大粒の涙が溢れ出していた。
そのまま私は立ち上がり、帰ろうとした。
もういや…こんなとこいたくない…別れたくない…
そんな気持ちでいっぱいだった。
「七海!」
そんな聖夜の声がした気がしたが、私は無視をして、その場から逃げた。
「ヒック…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
私は精一杯の声で泣いた。
大好きな聖夜…
大好きな聖夜の笑顔…
大好きな聖夜の温もり…
大好きな聖夜の落ち着く声…
大好きな聖夜の…………
数え切れない…言い切れないほど、聖夜が好き…
なのに…こんなに好きなのに!
別れなくては行けない…
―神様…好きなだけじゃダメなのですか?―
聖夜……
もし、私が貴方のように、お金持ちなら貴方を追いかけれるのかな?
聖夜…
もし貴方が一般人なら留学なんて無かったのかな?
そうだったとしたら、別れなくて済むのに…


