無事に神楽を舞い終わり、お祭りは残すは花火を残すだけとなった。
役目を終えた私と玖夜様は社の縁側から花火が上がっているのを見る。
そういえば、昔おばあちゃんの家に来た時もお祭りのある時期だったな。
その時に狐を助けて、初恋の人に会って勾玉を貰ったんだっけ。
「・・・懐かしいな〜」
「ん?なにがだい?」
「あぁ、いえ。昔もこの時期におばあちゃん家に遊びに来たなーって思って」
考えていた事が口に出ていたようで、玖夜様が声をかけてくる。
誤魔化すのも変だと思い、玖夜様に素直に答えた。
「その時、狐を助けたんです。毎日手当てをして面倒を見てたんですけど、何日か経った時に中性的な男の人に会ってその人から勾玉を貰ったんです」
「知っているよ 」
「え?私。この話しましたっけ?」
「ううん。初めて聞いたよ」
玖夜様は聞いた事もないことを知っていた。
でも、どうして知っているんだろう。
不思議に思っていると、玖夜様は私の事を見つめて優しく微笑んだ。
「だって、その時の狐も勾玉を渡したのも私だからね」
「え?」
玖夜様の言葉に、私はフリーズした。
役目を終えた私と玖夜様は社の縁側から花火が上がっているのを見る。
そういえば、昔おばあちゃんの家に来た時もお祭りのある時期だったな。
その時に狐を助けて、初恋の人に会って勾玉を貰ったんだっけ。
「・・・懐かしいな〜」
「ん?なにがだい?」
「あぁ、いえ。昔もこの時期におばあちゃん家に遊びに来たなーって思って」
考えていた事が口に出ていたようで、玖夜様が声をかけてくる。
誤魔化すのも変だと思い、玖夜様に素直に答えた。
「その時、狐を助けたんです。毎日手当てをして面倒を見てたんですけど、何日か経った時に中性的な男の人に会ってその人から勾玉を貰ったんです」
「知っているよ 」
「え?私。この話しましたっけ?」
「ううん。初めて聞いたよ」
玖夜様は聞いた事もないことを知っていた。
でも、どうして知っているんだろう。
不思議に思っていると、玖夜様は私の事を見つめて優しく微笑んだ。
「だって、その時の狐も勾玉を渡したのも私だからね」
「え?」
玖夜様の言葉に、私はフリーズした。



