イケメンから抜け出したい

「気をつけます……。で続きね、その宮野凛夜が、私たちに、どこのクラスがいい?って聞いたんよ、」






帰りの道を、私たちがコツコツと靴で踏む音が規則的に流れる。





「それで私翠寧がいるからね、C組がいいですって言ったのにさ!」





「あ、その人わざとC組にしたの?」





「えっなんでわかったの」






本当に翠寧の言った通りすぎて驚く。





翠寧はやっぱり頭の回転がはやい。









「まあ同じ階にいるんだし、いつでも会えるよ。友達づくりお互いがんばろ、菖蒲は余裕そうだけど」






こう思うのは失礼だと思うけど、めずらしく、翠寧がやわらかい物言いで長めにしゃべった。





「週に何回かはいっしょに弁当たべようね?」





「もちろん」