イケメンから抜け出したい

入学式もクラスの自己紹介なども終わった、お昼前。




今日は午前中だけだから、翠寧と一緒に帰った。








「菖蒲、なんでよりによってC組から一番遠いF組になっちゃったの」






「私のせいじゃないからっ!」








そう、本当に私のせいじゃない。









「ちょっとさ、聞いてよ、テスト一位だった、えーと、宮野凛夜って人がね、どのクラスでもいいって言ったんだよ」






「ちょっと待って、テストってなに?」






私が話し始めると、翠寧が止めた。






私はそこで、話の土台の部分を話していなかったことに気がついた。







「あっごめん、和泉学園についてのね。それで順番に入りたいクラス選べた」






私が慌てて付け足すと、翠寧はふうんと相槌を打った。






「でもさ、菖蒲言ってることまじわかんないから」




翠寧が笑いながら言った。