イケメンから抜け出したい

連続で、何回も。




これは絶対私のじゃない。






次のプリントも、丸、丸、丸。




その次も、丸。





たまにピッとペンをすべらせる音が聞こえる。





やっぱり、みんな間違えるよね。








四枚目のプリントに移った。





他の三枚のプリントは丸が多かったから、このプリントが、私のものの可能性が高い。





センター分けの先輩の手の動きと、ボールペンの走る音に集中した。





ピッ

ピッ

ピッ

ピッ






連続で、ボールペンの音。




やばい、0点かも……。











そう思っているうちに、センター分けの先輩はペンを置いた。





「はいじゃー発表」






そうして先輩は、四枚の紙と机の上を鳴らして揃えた。







「白井凌5点、大崎真那4点、宮野凛夜11点、」