イケメンから抜け出したい

次は、────







「はい、しゅうりょー」





センター分けの先輩が言う。





「えっ、もう!?」







全然解けてない。




三問しか解いてないし、校長の名前は絶対合ってない。





最大、二点……






他の人たちはどうだろう、と思って周りを見てみると、全く焦っていない。




余裕そうで、余計に不安になる。







これで一番低かったら、翠寧と違うクラスになるかもしれない。




それは寂しすぎる。





でも、ここは六クラスあって、私たちは四人だから、C組は余るかもしれない。





そう希望を抱いて、プリントを回収しにきた先輩に渡す。







「じゃあ三分待ってて」





そう言うと、センター分けの先輩は赤色のボールペンを持って丸付けし始めた。






シャッ、とボールペンで丸を付けるおとがきこえる。