スケートしてる、君がすき。


 「お母様、少しお話が。ここだと少し話しにくいので別室でもよろしいですか?」
 「⋯⋯ええ」


 ⋯⋯え、い、いなくなった。


 「ひーちゃん、大丈夫だよ、きっと」
 「最悪俺がスケート代出すし、先生も協力してくれるだろ」

 っ⋯⋯。

 「ありがとうっ」


 ニコニコと笑っている2人が、好きだ、と思った。



 そして、少ししてお母さんと先生が帰ってくる。




 「⋯⋯陽葵、やっていいわよ。でも、試合は認めないからね」


 っえ?
 いい、の⋯⋯?
 や⋯⋯やったあ!!



 なに、話してたんだろう。



 いや、でも、そんなこと知らなくていいや。