スケートしてる、君がすき。


 
 ⋯⋯クワドルッツ。
 あれは、ほんと凄かった。
 転んじゃってたけど、でも目が離せなかった。

 「⋯⋯ねえ、陽葵」
 「へ?」

 少し低い男の人の声。
 タメ口で、私に気を許しているから、甘えたような口調で。
 なんだか⋯⋯久しぶりな気も、する。








 そして、衝撃の提案をされる。










 「⋯⋯ジャンプ、跳んでみない?」