さっちゃんの足跡

 5年生の時から時々カリキュラムに入ってくる家庭科。 さっちゃんも嫌いじゃないけどどうも、、、。
調理実習とか裁縫とか採寸とかやったっけなあ。
 高校生になってから寝、ブラウスを作ってみたの。 先生がやろうって言うから。
でもさあ、採寸が難しくて、、、。 なんて言ってたらほとんど先生がやっちゃった。
 パパっとこなしちゃう先生だったから任せちゃったのね。
 出来上がったブラウスを貰って(これでいいのかなあ?)って本気で考えちゃった。
 6年生の時にはアップリケもやってみた。 でも針を通してると自分の指を刺しちゃって、、、。
調理実習をやった時には卵を焦がすし野菜は切れないし、意地になって切ってたら探すのが大変なくらいに小さくなっちゃったし、、、。
 塩だと思って砂糖を入れちゃった李失敗ばかりだったなあ。
こんなんでお嫁さんになれるのかなあ? 「いいんだ。 今のうちにたくさん失敗しておきなさい。」
お母さんはそう言って笑うけどそんなんでいいの? 「大丈夫。 お母さんだって子供の頃は信じられない失敗をたーーーーっくさんしたんだから。」
 アイロンを掛けてたらワイシャツに大きな穴を開けたりしてさ。 おじいちゃんに「燃やさなかっただけいいぞ。」って言われたんだとか。
それもどうかと思うけどなあ。
 でもね、失敗なんて子供のうちにやっといたほうがいいかも。
大人になって失敗したら目も当てられないじゃん。 破れた雑巾を触りながらさっちゃんはそう思うのでした。