さっちゃんの足跡

 4月になりましてさっちゃんも真新しい制服を着こんで入学式に臨みました。 でも何か気分は同じ。
卒業したからと言って中学生と会えなくなったわけではありません。 先生たちだって同じこと。
授業で会わなくなっただけで廊下を歩いていれば普通に挨拶もするし話もする。
 寄宿舎でも一階の部屋から二階の部屋に移ってきました。 少しだけ羽を伸ばせた気分。
「またまた3年間が始まるんだなあ。」 今日もどっか嬉しいような面倒しいような気分。

 実は高校と言っても一般校とはちょっと違うんですよ。 覗いてみましょう。
高等部普通課。 ここは一般校と同じように普通教科をやるクラス。
高等部保健理療課。 こちらは普通科目と一緒にマッサージの専門科目を勉強しているクラスです。
さらには高等部理療課。 ここはマッサージ鍼灸の専門課程。
保健理療課と理療課には二十歳以上の人たちも入学してきます。 中途失明が多いから。
 さっちゃんは普通課です。 国語とか音楽とか英語とか数学とか、、、。
「嫌だなあ、余計にさっぱり分かんないじゃん。」 今から投げ出してますけど大丈夫なんでしょうか?
 お母さんは嬉しいやら心配やらで不安なんですけど、、、。