さっちゃんの足跡

 寄宿舎でも少しずつ環境が変わってきます。
まずは午後9時を過ぎても起きていられるってこと。
これまでは9時までに寝なきゃいけなかったんだよね。 聞きたいテレビも聞けなかった。
 ところがさあ、中学生になった瞬間に起きていられるって分かったからさあ大変。
一番聞きたかったのはベストテン。 いやいややっと願いが叶った。
 でもその分、いろいろとうるさくもなってくる。 特に勉強は、、、。
だってさあ学期に二度も試験が有るんだよ。 普段の勉強でも大変なのに、、、。
それだけ真面目にやれってことなのかなあ?

 さっちゃんは英語の教科書を読みながら(これが中学生なのか。)ってどっかしょんぼりしてしまったみたい。
楽しそうな姿しか見てこなかったからねえ。 分かる気がする。
 お母さんはそんなさっちゃんを心配しているのですが、、、、、。 だからって電話すると、、、。
「私はママの子だもん。 大丈夫だよ。」って笑うんです。 ほんとなのかなあ?
 心配になって手紙を書いてみたら、、、。
「返事を書く暇が無いからもういいよ。」ってあっさりと言われてしまったお母さんなのでした。