漂う花は、還り咲く



「海月の下っぱで、同じ中等部のやつが二人いる。
もともと、そいつらと行くつもりだったけど、六花も来るか?」

「……いいの?」

「魁たちだ。前一緒にトランプしてただろ。六花一緒だと喜ぶ。」

「じゃあ」

私は指を折る。

「私と晴と、その三人?」

「全部で五人だな」

「え、楽しそう」

「文化祭は人数多い方が楽しい」


結翔が言う。

「高等部組は当番とかで付きっきりになれないし、晴たちと回れ。俺らも時間空いたら合流する。」

「了解!」


みんなで文化祭…!


「じゃあ、中等部組+一般人一名で回る感じ?」

「一般人言うな」

晴に即ツッコむ。


「でも六花、不良校だろ」

千隼が笑う。

「進学校の文化祭、ギャップで倒れるぞ」

「それはそれで面白そう」


私は笑って言った。


「文化祭なんだろうけど、みんなの学校って絶対普通じゃないよね」

伊織が答える。

「それは保証する」


どうしよう、めちゃくちゃ楽しみ。

みんなの優等生な姿見れるのも、進学校を見に行けるのも。