終わらない呪い・・・





私の名前は、薄気味瞳(うすきみ ひとみ)。

誰からもオバケ扱いされる。

中学2年生。



ドン



私は、誰かとぶつかった。



「おっと、・・・って、お前かよ。影うっす」

「うふふ、やめときなよーそういうの(笑)」


私がいることで小馬鹿にされる毎日。

1年前は、そうでもなかったのに・・・


はぁ・・・


私は、心の中でため息を1つする。


そして、私は再び教室に歩みを進めた。


私の席に、誰かが座っている。


その誰かは、私を見るなり「来た、薄気味」とそういい席から離れた。

私の横を通りすぎるわぎわ「前は、明るかったのに」と、呟いて通りすぎていった。



そう、私は1年前は明るかった。

〝あの事件〟が、なかったら。今も明るいまま。



私は自分の席にようやく座ることができたけど。

今の私は教室にいたくない。

学校いきたくない。


そう思っていると予鈴がなった。


キーンコーンカーンコーン・・・


前のドアから、担任の和多(わだ)先生が入ってきた。


和多先生は、教壇に立つ。


「お前らー、席につけー今日は転校生を紹介するぞー」

「え!ほんと?!」

「どんな?!」

「まじかよ!」

「こんな、季節に転校生?」


今は、夏。


この時期に転校生がくるなんて珍しい。



皆は、それぞれの自分の席につく。